ベジーテとは、アサヒビールとカゴメが共同開発した野菜ジュース入り低アルコール飲料カクテルのことです。
2007年9月4日に、アサヒビールとカゴメの共同開発第一弾の商品として発売された「トマーテ」の第二弾商品で、2008年3月4日に発売されました。
「ベジーテ」の名前は、野菜(ベジタブル)からきていて、正式名称は『アサヒ ベジーテ』で、企業ロゴマークは『Asahi&KAGOME』となっており、黒と白のツートンカラーにカラフルな野菜と果実が配置されています。
アルコール飲料に携わってきた100年以上の歴史を持つアサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)と、野菜飲料に携わってきた100年以上の歴史を持つカゴメ株式会社(本社 愛知、社長 喜岡浩二)が、共同開発し、一緒につくりあげたカクテルなのです。
野菜は、にんじん、ほうれん草、アスパラガス、赤ピーマン、小松菜、クレソン、かぼちゃ、紫キャベツ、ブロッコリー、メキャベツ(プチヴェール)、ビート、赤じそ、セロリ、レタス、はくさい、ケール、パセリ、なす、たまねぎ、だいこん、キャベツと、21種類が含まれています。
果汁は、オレンジ、レモン、マンダリン、りんごと4種類含まれていて、野菜・果実それぞれ20%ずつ入っています。
飲み口はさらさら感があり、オレンジをベースにしたすっきりとした甘さで、後味は味わい豊かで、今までの低アルコール飲料にない新しい味わいを実現しています。
健康志向の高まりに対応した新しい、野菜使用の低アルコール飲料です。
この、健康志向の高まりの中、野菜飲料市場は拡大を続けていて、その中でも「野菜・果実ミックスジュース」は市場の6割以上を占めているらしく、ヘルシーなイメージで幅広い年齢層に受け入れられています。
アルコール度数は4%、内容量は335ml、価格は187円(税抜)となっています。
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トマーテ
トマーテとはトマト果汁入り低アルコール飲料のことです。
アサヒビールとカゴメの共同開発第一弾の商品として発売されました。
これは、野菜使用のアルコール飲料で、業界初の缶入りトマト果汁入り低アルコール飲料です。
2007年9月4日(火)より全国でアサヒビール(株)から販売されました。
「トマト」を使った新タイプのカクテルで、野菜素材というだけではなく嗜好性も高いといわています。
サラサラとした飲み口で、完熟トマトのふくよかな味わいをスッキリと楽しめるそうです。
このトマトはカゴメトマトジュース専用「凛々子」を使用しています。
この「凛々子」は活性酸素を除去する働きがあるリコピンを多く含み、いずれも真っ赤で、適度な酸味でさっぱりした味わいがあるのが特徴です。
また、トマトの風味や栄養をほとんどそこなわないでトマト本来のおいしさを引き出してくれるRO技術で濃縮しているそうです。
この技術はトマトをそのまま搾ってパックするフレッシュパックや、夏に収穫して搾ったトマトを一度濃縮して保存し、還元する方法とは異なります。
濃縮還元ジュースでは加熱して水分を蒸発させて濃縮する方法がとられてきましたが、この方法では加熱臭が発生してしまうようです。
しかしこのトマーテは、カゴメ独自の技術である逆浸透膜を利用してトマト果汁から水分だけを透過させ、圧力をかけることで濃度の高い液体から水分だけを染み出させる逆浸透圧濃縮方法でもって作られています。
その技術により加熱して水分を飛ばす濃縮法と比べて余分な熱を加えないのでトマトのフレーバーが活きています。
そんな技術方法で生まれたトマトジュースを使って生まれたトマーテはアルコール飲料でありながら完熟トマトのおいしさをしっかり味わえるカクテルです。
またアルコールの他に、後味をスッキリとさせるために、レモン果汁を加えることで味を引き締めているそうです。
トマーテの栄養成分(100mlあたり)のアルコール分は5%でエネルギー49kcalです。
たんぱく質0.1〜0.7gで、脂質0g、糖質4.1g、食物繊維0〜0.5g、ナトリウム0〜10mgとなっております。
価格は1缶(335ml)で187円です。